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能天気B型のアタシが美少年と……
第1章 たこちゅうの章
(やっと本文♪ここから本文♪)
エドは、年下だ。
アタシと一回り……まではいかないけど、若い。
そのくせ生意気にも、アタシより遥かに背が高い。
むしろアタシが低いんだ。いつも頭のてっぺんを見られていると思うと恥ずかしいぞ。この間も並んで歩いてたら
アタシの頭に、なにかがくっついてたらしくて、
「ほら」
「ふえ?」
「付いてたよ」
で、渡されたのを見たら
”ひよどりがついばんだ、桜の花冠でした……”
とかならポッと照れる事も可能だろうよ。全然ちがったよ。カキの木の新芽だよ。桃クリ3年カキ8年の柿だよ。
アタシゃ柿ホビットだよ。頭から芽がはえてきて増殖する愉快な生物なんだよ。
頭のてっぺんは鏡でもちょい見難いし、アタシはくせッ毛なのでつむじの格好が、悪い。そういった点でも見られたくない所を常に見られてる気がして、恥ずかしい。
エドは、年下だ。
アタシと一回り……まではいかないけど、若い。
そのくせ生意気にも、アタシより遥かに背が高い。
むしろアタシが低いんだ。いつも頭のてっぺんを見られていると思うと恥ずかしいぞ。この間も並んで歩いてたら
アタシの頭に、なにかがくっついてたらしくて、
「ほら」
「ふえ?」
「付いてたよ」
で、渡されたのを見たら
”ひよどりがついばんだ、桜の花冠でした……”
とかならポッと照れる事も可能だろうよ。全然ちがったよ。カキの木の新芽だよ。桃クリ3年カキ8年の柿だよ。
アタシゃ柿ホビットだよ。頭から芽がはえてきて増殖する愉快な生物なんだよ。
頭のてっぺんは鏡でもちょい見難いし、アタシはくせッ毛なのでつむじの格好が、悪い。そういった点でも見られたくない所を常に見られてる気がして、恥ずかしい。