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能天気B型のアタシが美少年と……
第3章 あいあいの章
「チャーンと準備してんだから邪魔スンナ。
ほれ見積もり。オイラ作ったんだドヤ!ドヤ!」
アイアイが、カバンから紙をとり出した。
受注したもののデータは、アタシも持っている。
アイアイさえいなければ、なごやかに確認するだけで、済んだんだ。
余計な事を書き足して、いるんだろう。
アタシわおそるおそるみたんだ
みみずがのたくつたやうな ぢがかいて あつたんだ
たくさんあつたんだ
そのがうけいが
合計が
ひと桁、だったんだ。
……ゼロ円だったんだ。