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能天気B型のアタシが美少年と……
第4章 おかまやまの章
いいや、さっさと下りよう。
早く通り過ぎればそのぶん危険も、減るだろう!
スネークとかツチノコを見る恐れも、減るだろう……
……なんか怖くなってきたから、口笛ふいてた。
ウキウキ上を向いてステップ踏みながら仲間を呼ぶ不思議なホビット状態だ。
しかも冷や汗タラタラ出しつつ目が左右に泳いでる。
……出るな。何ンにも、出るなヨ?
無事終了しておくれヨ?
この無謀で大胆な
チキンホビットを
見逃してくれよぅ……?
もう、ハイキングコースも終わりそうだ。
白樺の木立ちが見えてきた。
よぅし……セーーフだ!
安心してリラックスして冷や汗出たままニッコニコして口笛吹いてタレ目でスキップしてた。
ふんふんふ~ん、のぴゅっぴゅっぴゅ~……
そんときだ。
茂みからガサっと出てきた!
なんてこった
バックアタックだ!
ランダムエンカウントだ!
あああ!!?
パニック状態で1人で防御陣形をとった!
すぐ襲われた!
四つ足のモンスターだ!
「ワンワンワン。ワンワン」
ひいい、犬だーー!
……犬だ。
早く通り過ぎればそのぶん危険も、減るだろう!
スネークとかツチノコを見る恐れも、減るだろう……
……なんか怖くなってきたから、口笛ふいてた。
ウキウキ上を向いてステップ踏みながら仲間を呼ぶ不思議なホビット状態だ。
しかも冷や汗タラタラ出しつつ目が左右に泳いでる。
……出るな。何ンにも、出るなヨ?
無事終了しておくれヨ?
この無謀で大胆な
チキンホビットを
見逃してくれよぅ……?
もう、ハイキングコースも終わりそうだ。
白樺の木立ちが見えてきた。
よぅし……セーーフだ!
安心してリラックスして冷や汗出たままニッコニコして口笛吹いてタレ目でスキップしてた。
ふんふんふ~ん、のぴゅっぴゅっぴゅ~……
そんときだ。
茂みからガサっと出てきた!
なんてこった
バックアタックだ!
ランダムエンカウントだ!
あああ!!?
パニック状態で1人で防御陣形をとった!
すぐ襲われた!
四つ足のモンスターだ!
「ワンワンワン。ワンワン」
ひいい、犬だーー!
……犬だ。