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第1章 【セピア色の二人は】

「や、だぁ…焦らさないでよぉ…ここ、触ってぇ…」



彼女の手は彼を掴み胸へと移動させる。
素直に従う彼は彼女のブレザーを剥ぐとシャツ越しに片手で程良い形の胸を下から包みこんだ。





「香山さん…いけないんだ…彼氏がいるのに」

「んン…あ…ん」

「触ってほしい…？ブラ越しでもすげー勃ってる。感じてるんだね」



円を描き布の上から膨らみの頂を弾く。





「あんっ…」



その瞬間、切なげに彼女は揺れると眉を潜めて二人は見つめあっていた。








(恋人じゃ、ないんだ…)




なのにそんな事を。

シャツの隙間から指を入れてプツプツと片手でボタンを外していく彼の姿を見て沙織は興奮してしまった。

下半身に集まる熱、身体全体に広がっていきそうな…。


膝を擦り寄せて沙織は小さく息がもれた。




それから進む行為。
シャツがあっという間に広げられて可愛い下着が目に映るがそれは一瞬で

ブラジャーは上へとずらせば待ってましたばかりと乳房が揺れ表れ、乳房の中心は彼の言う通り、主張していた。