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キスより蕩けたヒメゴトを
第1章 【セピア色の二人は】

彼、恵斗は彼女のふくよかなそれを眺めた後、ゆっくりと息を吹きかける。
「…んっ…」
小さく小刻みに揺れる肩と一緒になって揺れる胸。目を瞑って堪能する様に彼女は鼻から息を漏らすと薄らと瞳を開けて赤い顔をしたまま眉を顰(ひそ)める。
「…香山さん…?触ってほしい…?」
「…知ってる…くせに…っアッ…!」
彼女が言い終える前に彼の唇から舌が覗き込み、肌を這った。乳房の丸みをなぞる様舌先を器用に。
机の淵についた左手は彼女の脇腹を押さえ口先で堪能していく。
「や…っ、ぁ…っあ」
右手で彼女の右胸を重力に逆らった下乳からゆっくりと揉みしだく。それだけで彼女の興奮はエスカレートしていく。
「…凄い…乳首触ってないのに敏感だね、香山さん…」
「ァ、あっ…やぁ…焦らさないで…!」
「どうしようか…この美味しそうな真ん中の粒。欲しそうに主張してるけど…」
また小さく、恵斗は笑った。

