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キスより蕩けたヒメゴトを
第2章 【それは禁断な秘め事】

「……や…お願い三矢くん…私教師じゃいられなくなる…っ」
本音がぽろりと沙織の口から出る。流れた涙を眺めながら恵斗は何を考えているのかさっぱり分からない顔をして彼女を見つめた。
「そういえば…先生だよね。エロい顔してるから忘れてた」
近付いた顔は口元を沙織の耳に寄せて低く、小さく呟いてみた。ぴくん、、と反応して身震いをする自分の担任。反応を面白がる恵斗の下半身は徐々に反り上がり膨らみを中から育てあげる。
「や、だ…耳、やめて…っ」
「…先生耳、駄目なの?」
友達との内緒話。耳打ちされても擽ってなかなか内容を聞く事が昔から沙織には出来なかった。だけどこの感覚はどこか違う。
ゾクゾクと震え上がる奥の芯から熱くさせた様な恵斗の仕草に沙織は目を細めて感じてしまう。
「……ふぁ…ふ…ぁ」
「言い事、聞いた」
恵斗はわざとらしく沙織の耳に口元を添えて囁く。沙織はしまった、と思った。わざわざ自ら弱点を教えるなんてと後悔をする。おかげで反省出来る間も無く与えられる刺激に沙織は口元を押さえて喘ぎを防いだ。
唇で耳の形をなぞる。鼻息が聞こえる彼の浅い息に沙織までつられて興奮しそうになる。
それから
ーーチュ…クチュゥ…
耳にキスを落とすと唇の中に隠れ潜んでいた彼の舌が沙織の耳朶を舐めてみると
「ん…ぁっ…ア…」
いい声で…鳴いた。

