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キスより蕩けたヒメゴトを
第2章 【それは禁断な秘め事】

「…今迄声我慢してた分、良く鳴くね…?」
「ァッアアー…!アッ、ぁ…やぁ、ぁァーッ」
「聞いてない、か…んっ」
ーージュプジュプ
ーーズッ ズ…
ギシギシ鳴る古い教卓の上で喘ぐ眼鏡女教師の上でその腰を掴み、激しく上下に揺らす男子生徒の姿。セピア色はいつの間にか暗い色に差し掛かろうとしている。
その中で蠢く、陰。
「ぁ、あ…ッ、ヤァ…!ァ、アアーッ、んはぁ…!」
堪らず声が高くなって抑えられる余裕も無い沙織の高く出た口は開いたまま。だらしなく流れる涎は滴り口元を汚す。
楽しそうにしていた恵斗はもう余裕が無いのか眉間に皺を寄せて何度も腰を打ち突く。沙織の声はもう興奮剤にしかならない。
「さ、おり…ッ…!沙織…っ」
「は、ぁん、ァン、ァ…みやく、ぁあん、はぁ、っ」
想像よりも、ずっと。
感じるよりももっと。
もっと
「んあ、あ…、やぁ…こんな、の…!」
駄目だと理解しているのに
身体が言うこときかない。
揺れる身体に薄れていく意識の中で
沙織は思う。
満たされたい、と。

