この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キスより蕩けたヒメゴトを
第1章 【セピア色の二人は】



「……ほんと情けない…」



深く息を吐いて教卓の下に落ちたペンを拾おうと潜り込んだその時だった。








ーーガラッ




「誰もいないね」





遠方から聞こえる扉開く音に女の声。
教卓から見て後ろの扉が開いたのかと理解すると沙織はペンを手にして立ち上がろうと腰を半分浮かした。



が、






「誰も…いないねぇ?」



叶う筈もなく。その声に沙織はピタリと身体を硬直させた。

突如、変わる甘い声色。

先程と同一人物かって程の声色トーンに胸が弾む。女子生徒だって事は分かる。
自分より遥か年下の"女"の声に沙織は鼓動を掴まれた様な気がした。



まるで誘う様な桃色の声。






/60ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ