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カルボナーラと恋
第5章 花火
その夜は、ワインの酔いのせいか10時半には眠っていた。

ピンポン、ピンポンとドアのチャイムで目を覚ました。

零時だ。こんな時間に訪ねて来るのは一人しかいない。

柳原だ。

彼は、二年前に亡くなった主人の友人で昔から家に出入りしていたし、主人が亡くなった後も、息子の受験や留学の相談に乗ってくれていて、いつの間にか一夜を共にするようになっていた。

やせ形で長身の主人と違って、肥満体の朗らかな面倒見の良い善人だったから、ある日、ついキスを交わしてしまったことからこんな風になっていた。

「いらっしゃい」

「あ、ごめん。寝てたんだね」

「まあ、また酔っているみたいね。だいぶ飲んだの?」

「飲みたくなかったんだけど、飲まされちゃった」

「はい、お水」

「お風呂、入ろうかな」

「大丈夫?酔って入ると危ないわよ」

「うーん、じゃ寝よう。寝よう」

「はい、はい」


柳原は寝る時は全裸だった。
全裸でベッドに潜り込んできて、体温が高いから冬場は温かくていいけど夏向きではない。

でも、電気を消すと抱きついて来る。

彼は、私の首筋にアルコールの吐息を吹き掛けたかと思うと、毛布に潜り込み、ネグリジェのすそをあげ、ごそごそとパンティを脱がして、私の貝にキスを始める。

くすぐったい。でも、酔った私には気持ちがいい。

「アァ、ン」

彼は私を裏返して、ヒップを持ち上げ、クリトリスから始めてカントを通過し、お尻の穴まで舐め上げるのが得意。

気持ちがいいけど、いつまで持つのかしら。

「ねぇ、僕も」

毛布から顔を出すとフェラチオの催促です。


毛布を跳ね上げ、彼の大きなお腹に隠れたペニスにちょっとキスをして様子を窺うと、スヤスヤと寝息が聞こえる。

柳原さん、糖尿、大丈夫かしら。今夜はコンドームまでいかなかった。

私は、無意識にクリトリスを触りながら、いつの間にか眠っていた。



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