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カルボナーラと恋
第1章 雨模様
髪を乾かし、着替えを持ってバスローブ姿で居間に入るとチカチカ留守電が光っている。
ボタンを押すと、英国留学中の一人息子の声がする。
「ママ、日本はまだお昼前だと思うけど居ないの。あの...、高校の後輩の健二って、知ってたかな。知らないかも。奴が来たら本を渡してください。僕の部屋の机の右側の書棚の上から三段目の右側から二列目にあったはず。よろしく」
「あらら、書名は言わないのね。おバカさん」
とつぶやきながら、たまらなく珈琲が飲みたくなって、豆をミキサーに掛けていると、玄関のチャイムが鳴った。
「はい」
「すみません。芳広先輩のクラブの後輩の健二と申します」
インターホンのモニターに17、18の男の子が写っている。
「は~い。待ってて」
玄関を開けると、色白のほっそりとした利発そうな青年が立っていた。
外は、風も弱まり、雨も小降りになっていたけど、彼の両肩やズボンの裾はけっこう濡れていた。
「まあ、まあ、お入りください。いまタオルを持ってきてあげるから」
そう言って、浴室に駆け込むと、鏡にはバスローブのままの私が、胸元を見せて写っていた。
「あら、嫌だ」
慌て着替えて、タオルを持って戻ると、健二君はまだ玄関でモジモジしている。
「よかった。まだ子どもね」私は、ホットした。
ボタンを押すと、英国留学中の一人息子の声がする。
「ママ、日本はまだお昼前だと思うけど居ないの。あの...、高校の後輩の健二って、知ってたかな。知らないかも。奴が来たら本を渡してください。僕の部屋の机の右側の書棚の上から三段目の右側から二列目にあったはず。よろしく」
「あらら、書名は言わないのね。おバカさん」
とつぶやきながら、たまらなく珈琲が飲みたくなって、豆をミキサーに掛けていると、玄関のチャイムが鳴った。
「はい」
「すみません。芳広先輩のクラブの後輩の健二と申します」
インターホンのモニターに17、18の男の子が写っている。
「は~い。待ってて」
玄関を開けると、色白のほっそりとした利発そうな青年が立っていた。
外は、風も弱まり、雨も小降りになっていたけど、彼の両肩やズボンの裾はけっこう濡れていた。
「まあ、まあ、お入りください。いまタオルを持ってきてあげるから」
そう言って、浴室に駆け込むと、鏡にはバスローブのままの私が、胸元を見せて写っていた。
「あら、嫌だ」
慌て着替えて、タオルを持って戻ると、健二君はまだ玄関でモジモジしている。
「よかった。まだ子どもね」私は、ホットした。

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