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カルボナーラと恋
第2章 更に雨
健二君は、うつ向いて、時折、私をちらちら見ている。

「珈琲でいいかしら」

「はい」

「ホットでいいかしら」

「はい」

「お砂糖は一つ。うちは角砂糖なの」

「はい」

「牛乳、切れちゃってるけど我慢してね」

「はい」

ふっと笑った。

「あの、なにか」

「え、ええ。何を聞いても『はい』だから。つい。ごめんなさいね」

「はい」

健二君は真っ赤になった。



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