この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
カルボナーラと恋
第2章 更に雨
「で、君は私にA説を取るか、B説を支持するかを尋ねたいわけ?」
「ええ、トモリンさん」
「『さん』は余計よ。トモリンと呼びなさい」
「はい」
「そうね。A説とB説は具体的にはどこが違うの」
「はい。A説は貨幣が富を産むことを認めません。貨幣が産む富とは『利息』です」
「ふ~ん」
「B説は、貨幣が富を産むことを認めています。これが資本主義経済の基本なのです」
「A説は負けて消滅したのね」
「いいえ、A説はアラブ諸国に残っています。彼らは利息を取ることを禁じています」
「ふーん、おもしろいわね」
そう言って、私がニンマリ笑うと健二君はまた真っ赤になってうつ向いてしまう。
あらあら、柔らかい髪の毛が自然にカールを描いてかわいい。それにマグカップを包み込む指が女の子みたいに細くて綺麗なこと。
「ええ、トモリンさん」
「『さん』は余計よ。トモリンと呼びなさい」
「はい」
「そうね。A説とB説は具体的にはどこが違うの」
「はい。A説は貨幣が富を産むことを認めません。貨幣が産む富とは『利息』です」
「ふ~ん」
「B説は、貨幣が富を産むことを認めています。これが資本主義経済の基本なのです」
「A説は負けて消滅したのね」
「いいえ、A説はアラブ諸国に残っています。彼らは利息を取ることを禁じています」
「ふーん、おもしろいわね」
そう言って、私がニンマリ笑うと健二君はまた真っ赤になってうつ向いてしまう。
あらあら、柔らかい髪の毛が自然にカールを描いてかわいい。それにマグカップを包み込む指が女の子みたいに細くて綺麗なこと。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


