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NOROI〜呪い〜
第2章 トドメの呪い
新婚のドメリーとドドスは人目も憚らず毎日イチャイチャしています。
浮かれたドメリーは
「嫉妬深い女神の八つ当たりのおかげで幸せになれたわ!心の狭い女神に感謝しなくちゃね」
などと言いふらし、また女神の怒りをかってしまいました。
その夜、愛の営みの最中にドドスは妻の様子がおかしいことに気づきました。
いつもなら前戯だけでも三回は絶頂するドメリーが、感じてはいるのに昇りつめないのです。
「どうしただ、ドメリー?」
「ああ、つらいわドドス…イきたいのにイけないなんて!」
そうです、ドメリーは女神に『トドメを刺してもらえない呪い』をかけられてしまったのです。
何も知らずドドスは愛する妻のため体位を変え頑張りますがやはりドメリーは悶えるばかりでイきません。
場所が原因かと、ドメリーと駅弁スタイルで繋がったまま外へ出ました。
「ふんふんふんッ!」
泉の畔でケダモノのようにまぐわうと、ドメリーも興奮してきたようです。
「あッあッ!イイわ、ドドスぅ」
「愛してるだ、ドメリィー!オラの愛を受けとめてけろ〜!」
「あああッ!イくぅーッ!」
二人の身体が光に包まれ、やっとドメリーはイくことができました。
ドドスの【真実の愛】により、またしても女神の呪いは打ち砕かれたのです。
一度ならず二度までも醜男に負けた女神は、うちひしがれて天界に帰ってしまいました。
一方、愛の営みにバリエーションが増えたドメリーとドドスは、それからいつまでも仲睦まじく暮らしましたとさ。
(終)
浮かれたドメリーは
「嫉妬深い女神の八つ当たりのおかげで幸せになれたわ!心の狭い女神に感謝しなくちゃね」
などと言いふらし、また女神の怒りをかってしまいました。
その夜、愛の営みの最中にドドスは妻の様子がおかしいことに気づきました。
いつもなら前戯だけでも三回は絶頂するドメリーが、感じてはいるのに昇りつめないのです。
「どうしただ、ドメリー?」
「ああ、つらいわドドス…イきたいのにイけないなんて!」
そうです、ドメリーは女神に『トドメを刺してもらえない呪い』をかけられてしまったのです。
何も知らずドドスは愛する妻のため体位を変え頑張りますがやはりドメリーは悶えるばかりでイきません。
場所が原因かと、ドメリーと駅弁スタイルで繋がったまま外へ出ました。
「ふんふんふんッ!」
泉の畔でケダモノのようにまぐわうと、ドメリーも興奮してきたようです。
「あッあッ!イイわ、ドドスぅ」
「愛してるだ、ドメリィー!オラの愛を受けとめてけろ〜!」
「あああッ!イくぅーッ!」
二人の身体が光に包まれ、やっとドメリーはイくことができました。
ドドスの【真実の愛】により、またしても女神の呪いは打ち砕かれたのです。
一度ならず二度までも醜男に負けた女神は、うちひしがれて天界に帰ってしまいました。
一方、愛の営みにバリエーションが増えたドメリーとドドスは、それからいつまでも仲睦まじく暮らしましたとさ。
(終)