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NOROI〜呪い〜
第6章 天狗の呪い【姉娘編】
「野猿だと!?ワシが野猿に負けていると申すか」
頭に血が上った天狗は彼女の言葉を真に受け、
「ようし、それならもっと大きなマラで犯してやる」
と葉団扇で股間を扇ぎました。
するとみるみるうちにアレが膨らみ、鼻と同じ大きさになりました。
「どうだ、娘?」
「まだまだ!」
「なんと!では、これでどうか?」
「これが限界ではないでしょう?」
「無論だ!」
…そうしてとうとう寝所いっぱいにマラが大きくなり、天狗は身動きできなくなってしまいました。
人間の作った篭と違い、天狗の家は彼が暴れてもビクともしません。
しかたなく天狗と壁の隙間で縮こまっていた姉娘に、
「これでワシのマラを扇いで少しだけ小さくしてくれ」
大事な葉団扇を渡します。
姉娘はそれを受け取ると、
「間抜けな天狗さま、ずっとそこで大人しくしておれ!」
脱兎の如く逃げ出したのです。
「おのれ、娘!このワシを謀ったか…!呪ってやる、お前の村を呪ってやるからな」
天狗の怒声を背に受けながら外に出た姉娘は、大きくて邪魔になる葉団扇をポイと捨て、代わりに供物を持てるだけ持つと自分の村とは反対側の村へと山を下りて行きました。
その後の姉娘の行方は誰も知りません。
【姉娘編】(終)
頭に血が上った天狗は彼女の言葉を真に受け、
「ようし、それならもっと大きなマラで犯してやる」
と葉団扇で股間を扇ぎました。
するとみるみるうちにアレが膨らみ、鼻と同じ大きさになりました。
「どうだ、娘?」
「まだまだ!」
「なんと!では、これでどうか?」
「これが限界ではないでしょう?」
「無論だ!」
…そうしてとうとう寝所いっぱいにマラが大きくなり、天狗は身動きできなくなってしまいました。
人間の作った篭と違い、天狗の家は彼が暴れてもビクともしません。
しかたなく天狗と壁の隙間で縮こまっていた姉娘に、
「これでワシのマラを扇いで少しだけ小さくしてくれ」
大事な葉団扇を渡します。
姉娘はそれを受け取ると、
「間抜けな天狗さま、ずっとそこで大人しくしておれ!」
脱兎の如く逃げ出したのです。
「おのれ、娘!このワシを謀ったか…!呪ってやる、お前の村を呪ってやるからな」
天狗の怒声を背に受けながら外に出た姉娘は、大きくて邪魔になる葉団扇をポイと捨て、代わりに供物を持てるだけ持つと自分の村とは反対側の村へと山を下りて行きました。
その後の姉娘の行方は誰も知りません。
【姉娘編】(終)