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ねえ、脱がせて欲しい。
第1章 【ねえ、むかつくわ。】




「……」

「ぁっ…!ァッあ」


眉を潜めて険しい顔付きになるミサワの手はドレスの中で蠢く。
膝を撫で、腿を滑らせ…


下着に触れた瞬間、愛香はブルブルと身を震わせミサワを抱き締めた。




「……濡れて、ますね…」

「触って…。指を挿れて頂戴」

「……」

「……人差し指で、わたくしのナカに…ぁん」



言われるがままにミサワは愛香の下着をなぞり、隙間から指を侵入させると、割れ目に触れて人差し指を埋める。
すんなりと入った程良い滑りに彼の下半身が疼いた。





「そう…そのまま、ゆっくり…抜き差して…

ン、は…ァッ」

「…こうですか…?」

「そうよ…混ぜて…グチョグチョに…してェ…!」



余裕が無くなった愛香の声は吐息混じりに喘ぐ。甲高くなった彼女の声にミサワの鼻息は荒くなりゆっくりと進めていた指は速度を上げてピストンし始めた。





「お、嬢様…!っ、」

「ぁ、あん!んん…っは」




ーズッ、ヂュクヂュク…



卑猥な粘着音が二人の耳に鳴り響く。
邪魔なドレスは脱ぎたくて堪らなくなる。でもそんな時間より、今こうして気持ち良くなっている時間の方が愛香にとって優先的だった。

自ら腰を振り気持ち良い所を徹底的に求めていく。
ふと、彼女の手はミサワの下半身に触れると彼は背筋を震わせて小さく喘いだ。


「ぁ…クッ」

「あらミサワ…はぁ、っ感じて、ァ、るの…?ん」




スルスルと細長い指はズボンを徘徊させていく。
チャックに手をかけて現れた彼のもうひとつの姿に愛香の下半身も濡れ溢れていった。



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