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片想い
第2章 恋をするまであと五ヶ月
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放課後。


運の悪いことに学校一日目から日直になってしまったので掃除をしていた。


それも、男子の日直は


「やのパン。オレのノート写した?」



私のクラスの担任は男子は名列の<あ>から、女子は名列の<わ>から日直を決めるらしく。



出席番号1番の乾と出席番号40番の私、矢野が日直のペアだった。


「写したよ。それよりうちのペンどーしたん?」



「来年返すって言ったやん。」


「あれ本気やったん?アホか。今すぐ返せ」



「やのパン、手とまってる。早く机運んで。」


いつのまにか呼び方が“おばはん”から“やのパン”に変わってるし。


おばはんよりかはマシだけどやのパンは女友達にしか呼ばれたことがないからなんか恥ずかしいな。



「す…みませんっねぇ!なんかこの机っ重くて…はぁっ」



「お前よりは軽いやろ」



「ちょっと黙ってくれるか。この席乾のとこやろ!置き勉やめろって。……うおっ」



ガタガタッズテッ



「いったぁ〜!」



頭からこけたみたいだ。



しかも教科書が詰まった机と部活の道具の下敷きになってしまっていた。
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