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学園物えっち短編集
第7章 俺の庭
初彼女が出来た。
しかもめちゃくちゃ可愛くて、すごい良い子。
嬉し過ぎて暇さえあれば、メッセージアプリで結愛とメッセージのやり取りをしたり結愛のサムネイルの写メを眺めていた。
…結愛可愛い過ぎんだろ…早く会いてぇ。
「透真、今日お前もいつも通りうち来るだろ?」
「あ!?いや!今日は行かねぇ」
「珍しいな?用事?」
「聞いて驚け…デートだ!」
「デート?……あぁ!恋愛シュミレーションゲームでも始めたのか!」
「ついにそっちに走ったか」
「ちげぇよ!生身の女の子だよ!彼女出来たんたよ」
「は!?妄想だろ?」
「妄想じゃねぇ!」
「優真に頼み込んで女分けてもらったのか?」
「あー!顔は一緒だし顔だけでも優真と似てれば良いって女も中にはいそうだよなぁ」
「だぁかぁら!違うって言ってんだろ!ちゃんと優真じゃなくて俺の事好きな子だよ!」
こいつら…全然信じてねぇ…
「写メ見せろよ」
「おーおー見せてやるよ!めちゃくちゃ可愛いからな!誰にもやらねぇからな!」
俺は自慢気に結愛の写メを見せた。
「うっわ!マジでめちゃくちゃ可愛いじゃん!」
「これ拾い画だろ!」
写メ見せたのに全然信じてくれねぇ…
一応、女が絶えない年中モテ期の優真と同じ顔なんですけどね…
「何盛り上がってんの?」
優真が来て俺のスマホを覗き込んだ。
「あ、結愛の自慢してたのか。まぁ、あんな可愛い彼女出来たら自慢したくなるよな」
「え!?その話マジなのか!?」
「そう言ってんだろ!」
「付き合う前からホテル連れ込んでたよな」
「…オイ!何余計な事言ってんだよ!?」
「うっわ」
「無理矢理?」
「変な勘違いするなよ!まだ手出してねぇよ!」