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学園物えっち短編集
第7章 俺の庭
「まだ手出してない?ホテルに行って何もしないっていうのもどうなんだ」
「うるせぇ!これからはバリバリヤるんだよ!」
「どうだか…っつーか仕事するみたいな言い方」
「透真君ヘマするなよ童貞なんだから」
「結構ムッツリだから変態プレイして嫌われそう!」
こいつら…言いたいこと遠慮なく言い過ぎだ!
一刻も早く結愛に癒されないと!
俺は帰りのホームルームも出ずに結愛の学校の前まで迎えに行った。
女の子がこんなにいっぱい…
今までこんな空間無縁だったからめちゃくちゃ緊張する。
「キャーあれ優真君じゃない?」
「うそ!こんな所に優真君が!」
「ちょっとよく見て!あれ優真君じゃないよ!」
「本当だ!優真君はもっと清楚だもんね!」
さっきまで目がハートとはこの事かと思うような目をしていた女達は一気に態度を豹変させた。
クソ…なんで話したこともない奴らに…
「あ!わぁ…ここまで来てくれたのぉ?遅くなっちゃってごめんね」
「結愛!いや!全然遅くねぇから!俺が勝手に早く来ただけ」
「ちょっと結愛!」
急に近くにいた結愛の友達らしき女が結愛を俺から引き離した。
「ふえ?どうしたのぉ?」
「あの人顔は似てるけど優真君じゃないよ?騙されてる!」
「騙されてないよぉ…優真君じゃなくて透真君とお付き合いしてるんだもん」
「そういう事だから邪魔すんなよ!」
俺は結愛を引き寄せてその場を後にした。