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学園物えっち短編集
第10章 甘いスイッチ
三年になると天美とはクラスが別々になり、二年の最後に告って良かった。
「浩貴さ、本当に天美と付き合ってんの?」
「付き合ってるよ!もう半年も付き合ってるし!」
「そう見えないよな…」
「天美ってセックスのときどうなの?」
「そ、そんなの教えるわけねぇじゃん!」
教えるとか…それどころか付き合って半年経つけど月に一度くらい手を繋ぐくらいで本当に何もしていない。
キスすらしたことがない。
するタイミングもないし…
いつも学校の帰りは天美の家の前まで送るけど、いつも直帰。
月に一度くらい思い切って手を繋いでも繋いだ瞬間天美はビクッと反応して今にも泣きそうな顔をするのでさり気なく離してやる。
天美の事はすごい大事だから嫌がることはしたくないし、いつかタイミングが合ったときに進めばいいかと思っている。
まぁ………健全な男子なので我慢してるところもあるけど…。