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学園物えっち短編集
第11章 意地悪彼氏
次の日、学校へ行くと教室で桃井があいつらとにらみ合っていた。
「そういう連絡はちゃんとしてよ!」
「あたし~桃井さんの連絡先知らないし~」
「連絡網に家の電話番号書いてあるでしょ!」
「は?そんなのいちいち見ねぇよ!プククッ」
「お前、本当うぜぇな…終わった話だろうが」
教室に入った時ちょうど桃井が喧嘩していた山内といた男が桃井に拳を振り上げていた。
俺は急いで降り下りてきた拳を掴んだ。
「ッ…お前…瀧口!てめぇなんだよ?…いてッ…イテテテッ!離せ!」
そいつの拳を掴んだ手の握力で圧をかけた。
「女の子に拳上げんなよ。バカか?」
「イダッ…わかったから!離せ!折れる!」
「瀧口君ッ!怪我しちゃうから!」
桃井に言われて仕方なく離す。
「…それとさぁ。俺の彼女いじめないでくれる?」
「は!?うっそ!瀧口君が!?…こんな女と!?うそでしょ!?」
「お前にこんな女なんか言われたくねぇ…本当本当。な?」
「へ///はッ…ンツ…ンーッ///」
俺はクラスメートの前で桃井にキスをした。
すると、桃井に頬をパンッと叩かれる。
「…ふあッ…ハァハァ…瀧口君なんか嫌い!」
桃井は走って行ってしまった。