この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
学園物えっち短編集
第11章 意地悪彼氏
放課後掃除当番でさっさと掃除を終わらせる。
こういう事は、だらけるだけ時間を無駄にするのでさっさとやってしまうのに限る。
終わったのでさっさと帰る準備をする。
鞄を持って下駄箱に行くと鈴音が下駄箱で待っていた。
「何してんの?」
「瀧口君待ってたの!」
「何で?」
「へッ!?だって…付き合ってるし…」
「…あ、そう。うち来る?」
「た、瀧口君のお家!?」
「他金かかんじゃん」
「あ…そ、そうだよね…じゃあ、おじゃまします…」
学校を出て、無言で歩く。
「……た、瀧口君って掃除当番とか委員会とかちゃんとやるよね…」
「普通だろ。決められ事すら出来ないんじゃ、何やっても何も出来ないだろ」
「そっか…瀧口君ってしっかりしてるよね…みんな瀧口君がいれば掃除もちゃんとするし…あたしなんて怒ってばっかりで周りから嫌がられちゃうから…」
「鈴音は不器用だよな。自分の心が全部隠さず表に出てる」
「むー…」
「素直な事は悪いことじゃねぇけどな」
家に着いて、鈴音を自分の部屋に連れて行った。