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学園物えっち短編集
第11章 意地悪彼氏
そういえば自分の部屋に女をあげるのは初めてだ。
セフレみたいな奴は絶対あげなかったしたな…
「…瀧口君のお部屋だぁ」
「適当に座ってろ」
鈴音の分と自分の分の飲み物を部屋に持って行った。
「あ…ごめんね…気遣ってもらっちやって」
「別に」
沈黙。
「た、瀧口君って…今まで結構色んな子と付き合ってたんだね…」
「は?付き合ってねぇよ…彼女は鈴音が初めてなんだけど」
「うそ!だってさっき…その///」
「やっぱり聞いてたんだ?」
「だって……でも…あの子の話だと…私………」
「?」
「全然瀧口君のタイプじゃないみたいだから…」
「じゃあ、別れるか?」
「あ!うぅ…」
鈴音は俺の制服を掴んで首を振った。
「……あいつが勝手に言ったこと鵜呑みにすんなよ」
「うん…あ、あの!私も瀧口君の名前下の名前で呼んであげても…いいよ!」
「は?」
「えっと…手繋いでくれたら呼んであげる!」
鈴音は何を思ったのか俺の真似をして条件を出してきた。
「…何で?」
「へ!?だって瀧口君だと長いから…」
「名前も四文字だけど?」
「え?一成君…あ!本当だ!」
「じゃあ、変えなくていいね」
「ふえ!?むぅー…」
鈴音はまた膨れた。