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学園物えっち短編集
第11章 意地悪彼氏

午前中に行って勉強を始めるがどうもやる気が出ない。

とりあえず午後までやって帰ることにした。



「一成、ケータイ電源切ってたでしょ?ずっと連絡入れてたのよ」

家に帰ると母さんにそう言われる。

「あぁ。電源入れんの忘れてた」

「せっかく鈴音ちゃんがいらしてるっていうのに…全く」

「え?鈴音来てんの?」

「部屋で待っててもらってたんだけど、あなたなかなか帰ってこないから鈴音ちゃん待ちくたびれて寝ちゃってるわ…全く、彼女のことあんなに待たせるなんて!」

「約束してねぇし、いいんじゃね」

「もう!またそんな事言って!ちゃんと謝りなさいよ?じゃあ、お母さんパート行ってくるからね!」

「はいはい」

母さんが出掛けたのを見てから部屋に行く。

部屋で鈴音がカーペットの上で寝ていて、母さんがかけただろうタオルケットをかけて寝ていた。

「…鈴音、ベッドで寝ろよ。体痛くなるぞ」

鈴音を抱き上げる。

「ん~…」

ベッドに移動させて、ケータイを開いた。

鈴音と母さんから連絡が何件か入っていた。

わざわざ学級閉鎖の時うち来て熟睡してるって…

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