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学園物えっち短編集
第2章 私たちの関係


「俺…マジでくるみの事好きなんだ…あの時は一刻も早くくるみを手に入れたかった…俺の気持ちに応えてくれ」


安藤先輩の唇が私の唇に近付いた。
しかし、私は顔を背ける。


「…あ…えっと…ごめんなさい…私…好きな人がいて…先輩の気持ちには応えられません…」


私は思い切ってハッキリとそう言った。
すると先輩の腕は緩んで私と先輩は離れた。


「そこまではっきり言われたら俺の気持ちに応えてもらえる見込みないよな…わかった。もう諦めるよ…」


先輩は腕を目の所に置いて横になった。


「…もう少し休んだら戻るから先に戻ってろ」

「……はい」


私は体育館に戻る事にした。
体育館に戻ると丁度休憩時間になっていたらしくみんなぐったりしていた。

そんな中、佐倉君はまだまだ元気そうだ。

佐倉君に声を掛けてみたけど…どうしてかなぁ?

佐倉君の態度が少し冷たいように感じた。



その日の練習後。
みんながお風呂に入ってる間に夕飯の片付けをしていると後ろから声をかけられた。


「手伝う」

「え?佐倉君!?そんな…疲れてるのにダメだよぉ…休んで来……ん」


言葉を言い終わる前にキスをされる。
一度離れると壁まで追いやられて深いキス。


今日の何となく冷たい態度は気のせいだったのかなぁ?


それより…佐倉君と私の関係って何なんだろう。


キスだけの関係かぁ…


告白…なんてしたら振られちゃったりするかもしれない。


もし振られちゃったらキスだって今後してくれなくなっちゃう…


うう…どうすればいいんだろ…。。
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