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学園物えっち短編集
第13章 続☆偽りのマシュマロ
…もう明日だぁ。結局なんにも解決しなかった。
一応、陽ちゃんとはまだエッチしないで済んでるけど…
放課後クラスの集めた提出物のノートを先生に届けて教室に戻ると、教室で陽ちゃんが他の男の子達と喋っていた。
「陽介!これマジでいいの!?」
「おう。巨乳物にもう興味ないからな!全部やる」
「前はあんなに胸はでかくないととか言ってたくせに!」
「俺は間違ってたよ!今の俺は小さいおっぱいに…可愛い乳首にしか興味ない!なんで今まであの良さに気付かなかったんだろう!」
「陽ちゃんッ…廊下まで聞こえてる…」
私は教室に入って行った。
「わ、わりぃ!じゃあ、またな」
「お、おう!」
「由羽、待って!置いていくなよ」
私は鞄を取ってさっさと教室を出た。
「由羽、ごめん…調子に乗って喋り過ぎたよな…」
「……男の子同士の会話だし…気にしてないもん…」
うぅ…どうしよぉ…こんな大きくなっちゃった胸見たら私の事嫌いになっちゃうかもしれない…
帰り道あんまり話せなかった。
手はちゃんと繋いでたけど、これじゃあ旅行前なのにバレる前に嫌われちゃうよ…
「あのさ…由羽日本に帰ってきてからなかなか二人になれてないし…どっか寄っていく?」
「えっと…明日の準備あるから今日は帰るね?ごめんね…」
「そうか、わかった…まぁ旅行の時ずっと二人でいれるもんな!」
「陽ちゃんッ…うぅ///…バイバイする前に…そのぉ…///」
「ん?」
陽ちゃんの制服をクイッと引っ張る。
「……キス?」
「…ん///」
「ちょっと待ってろ?」
陽ちゃんは周りをキョロキョロして誰もいないのを確認してからキスをしてくれた。
「……明日は由羽と朝まで一緒にいられるんだな…すっげー楽しみ」
「うん///私も!」
とりあえずあの事は考えないようにして陽ちゃんとの旅行楽しもう。