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学園物えっち短編集
第13章 続☆偽りのマシュマロ



陽ちゃんとギクシャクしたまま旅行終わっちゃうよ…。

このままだと別れちゃったりするかもしれない。

やだよぉ…


「……ヒックッ…」


泣いちゃ駄目ッ…陽ちゃんに気付かれちゃう。

声を一生懸命押し殺す。

すると、電気が着いた。


「……何泣いてんだよ?」

「ちがッ……ヒックッ…ふえぇッ…」


やっぱり我慢出来なかった。

陽ちゃんに引き寄せられて抱きしめられる。


「ごめん…俺が冷たい態度だったからだよな?」

「…ヒックッ…ごめッ…なさい…本当は…生理じゃないのぉッ…」

「は?何でそんなウソ…一緒に露天風呂入るのとかやだった?」


陽ちゃんは頭をポンポンと撫でてくれる。

首を振る。


「……由羽、なんか隠してるだろ?」


「…はうッ…ううぅ…」

「それと関係あるか知らないけどこれなに?」


陽ちゃんは私の胸を触った。


「駄目ッ…駄目なのぉ!」

「やっぱりここか!?駄目じゃねぇよ!みせてみろ」


そう言うと浴衣を簡単に剥がれてしまう。


「…なんでこんなの巻いてんの?ずっと着けてたのか?由羽が帰って来てから何回か抱き締めたとき変だと思ったんだよ。…外すぞ」

「…あ…やだぁ…」


陽ちゃんはキツく巻いたサラシを取ってしまった。

すると、大きくなってしまった胸がこぼれた。

「………向こうで何があった?」

「何もないのぉッ…わからないけど1ヶ月で大きくなっちゃって……陽ちゃん前の小さい胸すごく気に入ってくれたから……嫌われちゃう…」

「ばか!おっぱいがどうなってたって由羽のこと嫌いになんかならねぇよ!」

陽ちゃんはキスをしてくれて、優しく抱き締めてくれる。


「………陽ちゃん……ごめんなさい…」

「…露天風呂一緒に入ってくれたら許す」

「ふえ?」


お風呂に一緒に入るなんて初めてで恥ずかしかった。
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