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学園物えっち短編集
第14章 世話焼き修学旅行
佐伯さんは一年の時も同じクラスで前から知ってるけど、元気があって一途で…ちょっと空回りな所もあるけど純粋で良い子なんだけどな。
この状況で寝れるはずがなく、外が明るくなるまで起きていた。
二人が起きる前に部屋に戻らせよう。
「…佐伯さん」
「…ん…zzz」
全く起きる気配がない。
よく寝てるのに起こすのは可哀想だよな。
俺は起き上がり、佐伯さんを抱き上げた。
軽い…。
そして、あいつらのいる部屋に向かった。
するとちょうど二人が部屋を出ようとしていた。
「ハッ!蒼…」
「お前ら…部屋占領しやがって」
「池田君、本当にごめんなさい!なんか気持ちが盛り上がっちゃって……香菜に謝らなきゃいけないけど寝てる…?」
「何だ…蒼、いただいちゃった?」
「んな事するか…それよりどこ行くんだ?」
「…近くを散歩しようと思って」
「そういう事ならごゆっくり…佐伯さん部屋に寝かせておくぞ?」
「うん…よろしく」
部屋に入ると俺達の和室とは違って洋室でベッドだった。
片方は乱れてるので、もう片方のベッドに佐伯さんを寝かせる。
一睡も出来なかったし、俺も少し寝よう…。
ソファーで一眠り。