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第14章 世話焼き修学旅行

ﾎﾟｽｯ＿＿



｢ん？｣

｢あー！｣


石に挑戦しに行った佐伯さんが何故か俺にぶつかってきた。


さっきアレに挑戦しにいったはずなのに何でここにいるんだ？


｢あれやりに行ったんだろ？何してんの？｣

｢挑戦したら蒼とぶつかったー！｣

｢はい？何であそこからここに来るんだよ！真面目にやれよ！次の恋愛するんだろ？ほら、もう一回やるぞ｣

佐伯さんの手を引くと、佐伯さんは立ち止まる。

｢もう次の恋愛出来たよー？今日はもういっ君の事なんてどうでもいいくらいなんだー｣

｢え！？そ、そうなんだ？｣


早い…。


今日ボーっとしてたのはそれでか。


残念と言ったら残念だけど…佐伯さんが幸せになってくれるならいいか…。


｢蒼にもらった御守りは両想いになれるようにお願いするね！｣

｢…あぁ｣

｢あー！///華織ちゃんに相談しよー！｣


誰なんだ？もしかしていっ君と付き合ってる時に既にその後の候補がいた…とか？


まぁ、佐伯さんはわかりやすいから、そのうちわかる事か…。