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学園物えっち短編集
第14章 世話焼き修学旅行
その日の夜。
夕飯を食べ終えると、香菜が散歩に行きたいと言い始めホテルの周りの芝生を少し散歩した。
それからホテルに戻った時の事だ。
「あー!猫さん!」
「ホテルに猫なんかいるわけないだろ…って本当にいた」
迷い込んで来たのか猫が目の前を通り過ぎた。
「猫さんーどこ行くのー?」
「ほっとけよ…猫なら勝手に外出て行くって」
香菜は猫を追い掛けて行った。仕方なく俺も追いかける。
一般客が入っていいのか不明なドアの開いた物置の中に入って行く。
「おい、香菜!いい加減戻るぞ」
「あれー?猫さーん…蒼ぃ…ここ閉まったら猫さん出られなくなっちゃうよー?お腹空いてたら可哀想だよ」
仕方なく猫を一緒に探してやる。
すると猫はサササッと物置を出て行った。
バタンッ
猫が出て行くと物置のドアが閉まった。
「うお!猫!?全く!物置のドア開けっ放しにした奴誰だ!全く、片付け終わったら閉めとけよ」
カチッ
ホテルの従業員が鍵を閉めてる音がする。
「やべぇ!」
俺は急いでドアを叩いて呼び戻そうとするが、遅かった。