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学園物えっち短編集
第15章 始まりは夜這いから
「裕也、それってこの前一緒に観た映画で主人公の人が言ってたやつでしょ?」
「おい!そういうネタバレいらねぇから」
美里はすかさず裕也にそう言ってツッコミを入れた。
実は美里と裕也は夏前に付き合い始めた仲良しカップルだ。幼馴染みと、裕也が美里の事を好きになって私が協力してあげて見事に付き合う事になったのだ。
なので、裕也には白河君との事を協力してもらう事になっている。
二人の協力もあって、ハイキングでは白河君とかなり話す事が出来て順調に思えた。
「美里…白河君に告白する時どう言ったらいいかな?あー…すっごい緊張してきた!」
ハイキングを終えて合宿所に戻った後部屋で美里に相談していた。
「ちょっと強引かもしれないんだけどさ…今夜、白河君のベッドに潜り込むのどう?」
「エ!?何言ってるの!?」
「ほら、ここのベッドって二段ベッドでカーテン付いてるじゃん?利用出来ないかと思って」
合宿所の部屋は、カーテンの付いた二段ベッドが二つ並んでいる4人部屋だ。
美里はカーテンを触りながらそう言った。
「どう利用するの?」
「いい?まず白河君と同室の裕也に白河君のベッドの位置を教えてもらって…」