パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第15章 始まりは夜這いから

「ちょ…ちよっと！新川君！何してるの！？乃絵瑠の事離して！」


「あ？俺と乃絵瑠の事に他人が口出して来るなよ」


！？


なんで、新川が私の事名前で呼んでるの！？


私は急いで私の口を塞いでいる新川の手を振りほどいた。


「もぉ！新川！また私に意地悪しようとしてるでしょ！ふギュッ！？」


新川は私の両方の頬を摘んだ。


「名前で呼べ」

「ランエ(何で)！？」

「何でじゃねぇよ、当たり前だろうが…っつーか、何朝から俺の事差し置いて他の男に声掛けようとしてんだよ？言っておくけど、俺以外の男に媚び売るの許さねぇから」


！？

何で新川が私の彼氏ヅラしてるの！？全然意味がわからない…


「あの…ちょっと待って？新川君…？どういう事？」

「あ？なんだよ？お前等仲良いからもう言ってんのかと思ってた」


すると、やっと頬から手を離してもらえた。


「俺と乃絵瑠付き合う事になったから」

「「「エエ！？」」」


新川の突然の言葉に私と美里と…なんと、騒いでいたせいかちょうど裕也と白河君も来ていて裕也と三人で声を揃えて驚いていた。