この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
学園物えっち短編集
第15章 始まりは夜這いから
飯盒炊爨をする場所に着いて、私は誰よりも早くエプロンを着けた。
これを着ちゃえば、乳首のところ浮く心配ないよね?
「坂井さんやる気満々だね!カレー作る方お願いしていい?」
「うん!じゃあ、美里と…あれ?美里と裕也いないじゃん!」
「あの二人なら河原に石とか枝拾いに行ったよ、俺はお米炊いたりするから…拓人、坂井さんの手伝いしなよ」
白河君…気を遣って私達を組ませようとしてくれてる…。
「あぁ、わかった」
「じゃあ二人ともよろしく!」
二人になっちゃった…。
「…私、野菜切るね」
私は間を空ける事なく、野菜を流しに持っていって水で洗い始めた。
「なぁ」
「ん?」
「今度俺の家来た時、昼飯でも夕飯でもどっちでも良いから作って」
「えー…私、作れる料理あんまりないよ?」
「別にいいよ。乃絵瑠の裸エプロン見たいだけだから」
「そんなのしないもん!エッチ!馬鹿!」
「夜這いに来るやつのセリフか?」
「アレは…そこまでするつもりなかったもん…」
新川は私が洗ったジャガイモの皮を剥き始めた。