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学園物えっち短編集
第15章 始まりは夜這いから



「夜にベッドに好きな女が入り込んで来て抱き着かれて告られたらするに決まってんだろ」

「…っていうか、新川って私の事好きだったの?全然そんな風に見えなかったんだけど」

「あぁ…今朝も言ったけど、乃絵瑠は白河の事好きなのかと思ってたから。白河と話す時声色変わるのとか見ててムカついてたからな」

「そうなんだ…」


私の事見ててくれてたんだ…ずっと白河君の事ばっかりで全然気が付かなかった。


「ただいまー」

「ここ河原まで思ったよりも遠かったな、アレ?白河は?」


新川と話しながら作っていると、美里と裕也が戻って来た。


「おかえり〜、白河君は向こうにお米炊きに行ったよ」

「…っていうか…二人めちゃくちゃ手際良くない!?カレーの方もうほとんど出来てるじゃん!私達そこまで長い間離れてなかったと思うけど…」


そういえば、新川にアレしてとかコレしてとか一言も言ってないし、新川にも一言も言われてないのに息ぴったりだった。


もしかして…新川と相性いいの……かな?
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