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学園物えっち短編集
第2章 私たちの関係


試合が終わった後一度みんなで盛り上がっていたが、結城が片付けをしている事に気が付き俺は体育館に戻った。


すると、他校の男共が結城に話し掛けていた。


「くるみ。何してんだ?」


今…勢いで結城の事名前で呼んじまった。


まぁいい。いつかは呼ぶ予定だったし。。


この雰囲気…恐らくナンパしてたな。


男共を追っ払う。


「…おら、さっさと片付けんぞ」

「うんっ…あのぉ…さっき玄馬君…私の事名前で…」

「わりぃかよ///」

「ううん…嬉しかったから」


そう言って結城…いや、くるみは喜んでいた。

まさかこんなに喜んでくれるとは思ってなかった。



そして体育館の片付けを終わらせ、くるみのマネージャーの仕事の手伝いもしてから俺達は部室へと向かう。


俺は部室に置いてあるソファに腰をかけた。


「じゃあ、外で玄馬君が着替え終わるの待ってるね」

「…ちょっと待て。約束忘れてないだろうな?」

「へ?…あ…あれ本当だったのぉ?えっと…今?」

「今」


点数取った分だけキスというやつだ。
ちなみに今日俺が決めたのは6回。


「…ちょっと待って///うぅ…なんか緊張するよぉ…」

「早くしろよ」


くるみは座ってる俺の前に立って顔を近付ける。

そして頬に一瞬キスをした。


「って口にしろよ!」

「キスはキスだもん…それに場所の指定まではしてないよぉ?」

「じゃあ決める。唇に5秒以上」

「えぇ!?そんなのズルいよぉ…」

「早く」

「…うぅ」


くるみはぎこちなくだがゆっくり唇を重ねた。


「…あと4回だな?」

「もぉ///はずかしぃよぉ」


そう言いながら三度目のキス。
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