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学園物えっち短編集
第16章 カッコ良い人
結局何処に行ったかわからなくて、慶司のお家まで来てしまった。
もう帰ってるかもしれないし、どちらにしても帰ってくるはず…
慶司のお家…すごく久しぶりだなぁ。
付き合ってた時、慶司のお母さんにすごく良くしてもらったけど急に別れちゃったからそれっきりだ。
少し気まずいけど…
私は思い切って慶司のお家のチャイムを鳴らした。
ピンポーン♪
「はーい」
すぐにインターホンから声が聞こえた。
「こ、こんにちわ…中学の時にお世話になりました…」
「風花ちゃん!?ちょっと待っててね!」
全部言い終わる前に、インターホンが切れてすぐに慶司のお母さんが出てきた。
「風花ちゃん久しぶり〜元気だった?」
「はい///すいません…突然来てしまって」
「全然良いのよ!すっかり美人さんになって!」
「そんなっ!…えっと……実はさっきまで慶司君と会ってたんですけど…慶司君帰ってませんか?」
「あら!なるほどね〜最近慶司の機嫌がすっごく良かった理由は風花ちゃんだったのね」
「え!?そうなんですか!?」
「今日は泣きながら帰って来たけど…またあの子風花ちゃんに迷惑掛けちゃったでしょ?」
「いえ…えっと…慶司君多分勘違いしてて……その」
「はぁ…あの子早とちりだから……本当にごめんなさいね!上がって上がって!」
慶司のお母さんに慶司の部屋に通してもらった。