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学園物えっち短編集
第16章 カッコ良い人




慶司の部屋をノックして入ると、慶司がベッドで布団を被って蹲っていた。


「….慶司」

「……ハ?風花!?……え?何でいんの?」


慶司は布団を被ったままそう言った。


「だって途中でいなくなっちゃうんだもん」

「……わざわざ追い掛けて来なくていい」

「どうして?今日映画の後も何処か行こうって話してたのに…」

「…あいつらから俺の事聞いただろ?本当は中学の時も、合コンの時も今日風花と会った時の俺は本当の俺じゃないし…風花が好きになってくれた俺はもういないから…もう会ってくれなくていいよ」


私は慶司のベッドの上に乗って、慶司が被ってる布団を剥いだ。


「バッ!やめっ!…見んなよ!」


慶司はボロボロと涙を流していて、急いで腕で顔を隠した。


「どうして泣いてるの?」

「…クッ…もう絶対に…風花に……嫌われたから……」


私は慶司の手を握った。


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