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第16章 カッコ良い人

慶司は私の事を抱き締めながら後ろから私の頬にキスをした。


「風花……」

「ん？」

「俺、めちゃくちゃムラムラしてるんですけど…ベッドに移動しませんか？」

「いいよ///」


前は絶対言わないような慶司の台詞がすごく面白かった。


ベッドに移動すると、すごく久しぶりに唇を重ねた。


何度もキスをして、唇が離れるとギューっと抱き締められる。


「……風花マジで可愛過ぎ」

「そんな///大袈裟だよ」

「今日風花の私服久しぶりに見てさぁ…めちゃくちゃ可愛い過ぎてあんまり見たら絶対素が出そうだったから全然見れなかったし」


あ…そういえば全然見てくれなかったのってそういう事だったの？どうしよ…すごく嬉しい///


ジーッ


そんな音が聞こえてハッとする。


ワンピースの背中のチャック降ろされてる…。


チャックが降りると、慶司は離れてワンピースを脱がし始めた。


久しぶりで…すごく緊張する///