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学園物えっち短編集
第17章 チラ見せ
「有紗っ!昨日買ったのどうしたの?ヒソヒソ」
「え!?アアァ!」
女同士でヒソヒソと話している。
有紗の慌てっぷりを見ると、何の話をしているか気になるけど気にしないふりをしておく。
「克海おはよう!」
「おう、おはよう」
ちょうど友達に話しかけられて気が紛れる。
「夏服っさ…良いよな」
「ハ!?急に何言ってんの?」
「セーターとか着てなかったりすると、下着透けてたりさぁ…たまにブラチラとかすんじゃん!もうさ!こんなに夏服がエロいなんて思わなかったよ!」
ブラチラ…ブラチラどころか乳首まで見えてるのが身近にいましたけど…。
「…デカイ声で言うなよ…しかも、教室で!」
「有紗ちゃんのいつでも見れるからって聖人気取りか!?」
「いつでも見れねぇよ、っつーか、付き合ってないの知ってるだろ」
「もう付き合えば良いじゃん!有紗ちゃん背もおっぱいも小さいけど、可愛いし良くね?最近髪も伸ばし始めて女の子っぽくなってきてるし」
「だーかーら、教室でデカイ声で言うなって」
有紗に聞かれていないかチラッと見るけど、女の子同士で取り込んでいるようでこちらの事は気にしていないようで安心する。
確かに有紗は最初に仲良くなった時よりも、女の子らしくなってるのは事実だ。
入学して初めて会った時は、ショートカットでリップすら塗らないくらい外見に気を遣っていなかったけど、若干化粧もするようになったし私服もかなり変わった。