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学園物えっち短編集
第17章 チラ見せ



「克海……もういい……大事になってこんな事……親とかに知られたくないし…」


有紗は自分の水着の上に着ていたシャツで身体を隠しながら俺の腕を掴んだ。


「有紗…」


そうだよな…親どころか周りにもバレるだろうし。


「ふははっ!やっぱり有紗ちゃん天使だ!乳首も可愛かったよ!じゃあ、そういう事で!」


俺はドアに向かおうとするそいつの前に壁にガンと足をつけて止めた。


「二度と有紗の前に現れるな…次そのクソみたいな面見せたら、ぶっ潰すからな」

「今、有紗ちゃんの言葉聞いてなかった?君が俺の事そんな風にしたら有紗ちゃんの事バレちゃうじゃ…ガッ!」


そいつの首を掴んで黙らせた。


「…ハ?有紗は関係ねぇよ…俺がお前の顔気に入らねぇから潰すだけだ…俺は、お前の顔潰せるんならどんな処分になっても構わねぇから。黙って10秒以内に消えろ」


手を離すと顔を真っ赤にさせながら走って出て行った。


クソ…これで有紗に何もして来なきゃいいけど…。



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