パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第18章 SEME

「あれ…」

「…放っておけよ、佐竹とか男と話してるのも対面してるのも見た事ないぞ。男嫌いらしいし」

「そうだったんだ…佐竹さん知らずに話し掛けちゃってごめんね」

「そんな事よりこれ見ろよ！」


目線だけ三咲君の方を見ると、ジャガイモに肩を組まれて行ってしまった。


…なんだろう………三咲君がジャガイモに抱き着かれてるのも、肩を組まれるのも、その光景がすごく嫌で仕方なかった。

何これ…三咲君だってジャガイモの仲間なのに…。


そして今まで話し掛けて来る男子を無視しても何とも思わなかったのに…せっかく話し掛けてくれたのに無視した事に対してすごく罪悪感が出ていた。


私……何か変……。