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学園物えっち短編集
第18章 SEME



その日の授業中。


……お腹痛い…。


そういえば、もうすぐ生理だ…


毎回ではないけど、たまにすごく生理痛が重い時がある。

ちょうどそれに当たって、薬を飲んでいない。


先生に言いたいけど、こんな時に限って若い男の先生で話し掛けたくなかった。


どうしよ…


困っていると、突然隣りから手が伸びて来てパッと私の机の上にノートの切れ端を乗せた。


三咲君…?


ノートの切れ端を見ると、何か書いてある。


“辛そうだけど大丈夫?”


私はお腹を押さえながら、三咲君の方に顔を向けると三咲君が心配そうな顔でこっちを見ていた。

私は首を横に振った。

すると、三咲君は口パクで何か言った。





「先生、すごく具合悪いので保健室行ってもいいですか?」

「大丈夫か?行って来なさい」

「保健室まで不安なので、佐竹さんに同行してもらってもいいですか?」

「そうだな、佐竹付いて行ってあげなさい」


私達はアッサリと教室を出ることが出来た。

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