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学園物えっち短編集
第18章 SEME

私と三咲君が付き合うことになって、周りはすごく驚いていた。
三咲君以外の男子は相変わらずジャガイモだし、話せないからいつもと変わった事は三咲君と付き合うって事だけだ。
「まさか瑠海に彼氏出来るなんて思わなかったね」
「本当!…っていうかさ、三咲君ってどうなの?」
「え?三咲君、いつも優しいよ」
「へぇ!やっぱりエッチも優しいんだ!そんな感じするよね」
「うんうん、そういう事するようには見えないけどやっぱり三咲君も男だもんね!それで上手いの?」
「えっち?上手い?」
「とぼけなくて良いってー!もう一ヶ月以上も付き合ってるんだからわかってるって」
「とぼけてないよ?三咲君とはね、手繋いで一緒にいるだけでいいんだもん」
「え…キスは!?」
「した事ないよ」
「ハイ!?何言ってるの!?」
「だって手繋いで2人で話してるだけで幸せな気持ちになるから…」
「それ瑠海だけじゃなくて?」
「健全な男子高校生が彼女とそれで満足するとは思えませんに1票」
「私もそう思います」
「えぇ!?そうなの…?」
「多分、瑠海の過去の事よっぽど気にかけてくれてるんじゃない?」

