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学園物えっち短編集
第18章 SEME

確かに三咲君は告白してくれた時、私が怖がる事は絶対しないって言ってくれた…。
それでずっと私に合わせてくれてるのかな。
「瑠海、三咲君の事好きなら合わせてもらうばっかりじゃなくて自分も歩み寄らないと!」
「そ、そうだよね…ずっと三咲君もそれで良いのかと思ってた…」
三咲君以外の男の人の事知らなかったから、そんな事全然思ってもみなかった。
その日の放課後。
今日は三咲君のお家にお邪魔する事になっていた。
三咲君のお家には何度も来た事がある。
いつものように三咲君のお部屋のソファに腰を掛けていた。
すると、三咲君は得意気に私にDVDを見せた。
「あ!それ気になってたやつだ!」
「良かった、前に瑠海ちゃん観たいって言ってたよね?昨日たまたま父さんが買って来たんだ、観ようか」
「嬉しい!レンタル出たら借りようと思ってたの」
三咲君は最近私の事を名前で呼んでくれるようになっていた。
すごく嬉しかったから、私も三咲君の事を名前で呼ぼうと思うけどなかなかタイミングと勇気が出なくて呼べないでいた。

