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学園物えっち短編集
第18章 SEME



三咲君は私の腰に腕を回して私を引き寄せた。


1度唇が離れて、三咲君と目が合った。


「…出来たぁ…三咲君、キス全然怖くなかった」

「うん…瑠海ちゃんとキス出来てすごい嬉しいよ」

「…もう1回してもいい?」

「もちろん」


三咲君は優しい笑顔でそう言った。

私はもう一度三咲君と唇を重ねた。

唇を重ねると…何だか……欲が出てくる…。

そして、深くキスをしようとしてしまった。

「あ…ごめんねッ……私…今…」

「ん。瑠海ちゃんがしたい事していいよ…っていうか、俺もしたいし」


三咲君はそう言うと、私の腰に回してる腕をクイッと引き寄せた。

その時見せた三咲君の笑顔はいつもの優しい笑顔と違って何だか妖艶で、引き込まれそうになった。

また唇を重ねて、キスを深くすると自分から攻めていったのにその後どうすればいいかわからない私を三咲君は受け入れながらもリードしてくれた。


「ンッ……ハァハァ…」


唇が離れると、あまりに濃厚なキスに私の唇と三咲君の唇にかけて糸が引いた。



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