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第18章 SEME

三咲君と目が合うと三咲君はまた困った顔をした。

すると、制服のネクタイを外して私に差し出した。


「…瑠海ちゃん、これで俺の腕後ろで縛ってくれない？」

「どうして！？」

「瑠海ちゃんの事好き過ぎて…このままだと俺から手出しそうだから」

「でも…そんな…」

「瑠海ちゃんから攻めてくれるんでしょ？俺から触ったらまた怖がらせちゃうかもしれないから」

「え！何でその事知ってるの！？」


すると、三咲君は顔を赤くさせた。


「…教室で話してたら聞こえるって」

「わあぁ…だって三咲君、他の男の子達と遊んでたから…」

「瑠海ちゃんが俺の事一生懸命考えてくれてて、正直嬉しかったけど…とりあえず、はい」


三咲君は後ろを向いて、手を後ろに持っていった。

私は三咲君の手首をネクタイで縛った。


…聞かれてたんだぁ……結構エッチな事とか話してたから……恥ずかしい！


「…あの、三咲君？手首キツくない？」

「うん、大丈夫だよ…じゃあ、俺の足の間おいで」

「ん…」


三咲君は私が座れるように足を広げて座った。