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学園物えっち短編集
第3章 なつの訪れ
次の日。花柄のバンドエイドをつけたまま登校。

「なんだ?お前それ気に入ってんのか」

「ち、違う!ただ貼り替えんのが面倒なだけだったんだよ!」

教室で騒いでいると先生が入って来た。

「静かに!転校生だ!」

みんな一気に静まり返った。

入ってきたのは菜津だった。

まさか同じ学校で同じクラスになるなんて思わなかった。

ちなみに林の方は違うクラスだ。


休み時間。真菜ちゃんが菜津を連れて俺と猛の所へ来た。

「おーチビ、タメだったんだな?俺はてっきり中学生かと思った」

「うっさいバカ徹!」

「徹君!そういう事言わないの!」

真菜ちゃんに言われると徹は黙った。真菜ちゃんに怒られると弱いらしい。

「あーバンソーコ昨日のまま!ずっと同じのしてるのよくないんだよー!」

「替えんのめんどくせーし…いって」

菜津に何の前触れもなくバンドエイドを剥がされた。

「もー!」

そう言って新しい今度はさくらんぼ柄のバンドエイドを貼られる。

「…増田、チビに学校ん中案内してやれば?」

「は?何で俺が!?」

「バンドエイドの礼でよ…俺らはいちゃつくので忙しいんだよ!」

「徹君何言って…」

徹の突然の提案で俺が菜津を案内する事になった。

あいつ何を考えてんだ…
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