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第18章 SEME

私に振り回されても優しくしてくれる三咲君の手を縛ってるのが、信用していないみたいで申し訳なくなってくる。

「三咲君…後ろ向いて？」

「え？こう？」

「うん…」


私は三咲君の手を縛っているネクタイを外した。


「あ、そろそろ帰る？これすぐ抜いて来るからちょっと待ってて」

「違っ…おしまいじゃなくて…」

「うん？」

「こんなに一生懸命私に合わせてくれてる三咲君の事縛るなんて…信用してないみたいなんだもん…」

「そんな事気にしないでいいのに！でも…俺の事信用してくれてありがとう」


三咲君はそう言って手を握ってくれた。


「あのｯ…あとね、三咲君のおちんちん…苦しそうだから…上手に擦れなくてごめんなさい…」

「上手だったよ？…じゃあ、一緒に持ってくれる？」


そう言われて三咲君のおちんちんを握ると、その上から三咲君の手が重なって上下に動かした。


「わ……こんなに強く持って大丈夫？」

「…うん……瑠海ちゃん、キスしてもらっていい？…ﾊｧ…」

「あ、うん……」


また色っぽい三咲君だ…。

私は三咲君にキスをした。