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学園物えっち短編集
第19章 君の蜜の味



将太と付き合う事になった。


将太が先生の事を殴った事に関して、先生は問題にしなかったようだ。


そういえは将太って放課後図書室で授業の復習してるんだったよね?


一緒にやるようにしようかなぁ…なんか、そういうの考えるの楽しいな。


帰りのホームルームが終わって、将太に何処で待ち合わせするかメッセージを打っていると将太が教室にやって来た。


「果歩、帰ろうぜ?」

「あれ!早かったね?図書室行かなくていいの?」

「はぁ?図書室に用ねぇし」

「だって図書室で授業の復習してるって言ってたじゃん」

「あぁ、図書室の窓から準備室から果歩が出てくるの確認出来たからな……って仕方ねぇだろ!気持ち悪いけど学年違うんだから帰りの時間合わせるくらいやんなきゃ関わり持てねぇんだから!」

「何も言ってないよ…将太と一緒に帰るの楽しかったし、気持ち悪いなんて思ってないから大丈夫だよ?」


将太はまた顔を赤くさせていた。

全然気付かない私に対して一生懸命だった将太の事を思い出すとすごく愛しくなる。
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