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学園物えっち短編集
第3章 なつの訪れ

なんだよ…菜津の奴今日欠席か?

プールが始まっても菜津は来なかった。
女子とはプールが分けられていたが俺は菜津をしっかりチェックしていた。

「おー浩太君?プールの授業なんていつもサボるくせになーに真面目に受けてんだ?チビの水着姿がそんなに見たいか?」

「うるせー!暑いからだ!お前こそ!去年なんか一回もでてねぇくせに何で…」

図星だった。

「今年の俺は監視だ…奥の真菜のいるプールに真菜を変態の目で見る奴がいないかっつーのをな」

しかし…菜津もいないんじゃ出る意味ない。

着替えて教室で寝てよう。

俺は更衣室に向かった。

そして更衣室のドアを開ける。

と…目の前に有り得ない光景…。

なんで男子更衣室で菜津が着替えてるんだ?

しかもタイミングよく裸?

俺はハッとした。

「……わりっ!」

急いでドアを閉める。

「プールたりぃしサッカーしようぜー」

「だなぁ」

そう言いながらサッカー部の奴らが二人更衣室に向かってきた。

プールの授業受けろよ!

俺は急いで更衣室の中に戻り、ぼけっとしていた裸の菜津を強引抱き上げてにシャワー室に向かった。そしてシャワーを出してカーテンを閉める。

「ちょ…ちょ///ええ!?」

「黙れ!」

俺は必死だった。
菜津の唇をキスで覆って黙らせる。

ガチャ

「…あれ?まだプール入ってないのに何シャワー浴びてんだ?」

「風呂入って来なかったのか?誰だよー」

シャッ

こいつら何故カーテンを開ける!?

俺はとっさに菜津を壁の方に移動させて抱きしめた。

「…邪魔すんじゃねぇよ」

「あ…ごめん!」

そいつらは更衣室を出て行った。
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