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学園物えっち短編集
第4章 彼とあなたと私
他の部員も集まって来て私はいつも通り朝練の準備をする。
「愛美、おはよう」
「隼人君!おはよう!」
飲み物の用意をしていると隼人君がやってきた。
いつも最初に声を掛けてくれて準備も手伝ってくれる。
は…そういえば隼人君の下駄箱にパンツが…あれどうしたんだろ…。
「ん?どうかした?」
「え!?ど、どうもしないよ!いつも手伝ってくれてありがとね!」
「なんだよ?急に!愛美、小せぇから一人でやらせてると見てられねぇんだよなぁ」
「そんなに小さくないもん!隼人君が大きいんだよ!」
「これのどこが小さくないんだよ!」
後ろから引き寄せられて頭をぐしゃぐしゃと撫でられる。
「ひゃッ!もう!隼人君っ」
「ははっ…じゃあ、半分持って行くから!」
隼人君とは毎日こんな感じでからかわれるけど全然嫌じゃなかった。
残りの飲み物も用意して私もグラウンドに向かった。
朝練は登校してくる生徒達が横を通るのでギャラリーが放課後よりも多かった。
「やーっ!雅也君カッコイイ!」
「本当何やっても格好良すぎる!」
特に雅也先輩のファンが多い…。
確かに雅也先輩はカッコイイけど…でも私は隼人君の方がカッコイイもん。
それに…今雅也先輩とは…。